パスキーとは
パスキーは、Microsoft 365 へサインインする端末(PC や スマートフォン)上で作成・保存される「鍵」のような認証情報です。
この鍵は、端末の中で安全に保管され、ユーザーが端末で認証操作(顔認証、指紋認証、PINコードなど)を行うことによって動作します。
パスキーのメリット
パスキーは、従来の「パスワード認証」に比べて格段に便利かつ安全であり、利用を推奨いたします。
- パスワードの入力が不要
長いパスワードを覚えたり、定期的に変更したりする必要がありません。
- スピーディなサインイン
サインインの画面を見て顔認証、または指紋をピッと当てるだけで数秒でサインインが完了します。
生体認証(顔、指紋など)の機能を持つ端末(デバイス)の利用を推奨します。
- 高い安全性
パスキーの鍵やあなたの生体情報などは、端末の中に厳重に保管され、インターネット上を流れることはありません。
また偽のログイン画面で騙そうとする「フィッシング詐欺」への防御効果も高いです。
パスキーの設定手順
新たに統一認証アカウントの発行を受けた方、また 多要素認証のリセット(初期化) を申請して多要素認証設定をやり直す方は、
お持ちのデバイスに従い以下の順番でパスキー設定を行うことをおすすめします。
- スマートフォンなどのモバイルデバイス(iOS ないし Android)
- パソコン
モバイルデバイスでのパスキー設定
マイクロソフトのページ(モバイルデバイスでのパスキー設定) の手順にしたがって、設定してください。
最新の iOS / Android では、下記のパスワードマネージャーが既定で利用可能となっています。
パスキーのクラウド同期により、機種変更してもパスキーが新しいデバイスに引き継がれるため便利です。
- iCloudキーチェーン(iPhoneの「パスワード」アプリ)
- Google パスワード マネージャー(Android)
パソコン(Windows PC)でのパスキー設定
Windows PC では、Windows Hello コンテナにパスキーが保存されます。
PC 画面を Windows Hello(顔認証、指紋認証、PINコード)で立ち上げるように設定していることが前提です。
マイクロソフトのページ(パソコン(Windows PC)でのパスキー設定) の手順にしたがって、設定してください。
ℹ
以下の事項にご注意ください:
- 最初のパスキー設定に使用する Webブラウザは Microsoft Edge を推奨します。
なお 個人の Microsoft アカウントや、他機関の Microsoft 365 アカウント を使用中のユーザーの方は、シークレットモード(InPrivateウィンドウ)を使用してください。
(Edgeに慣れている方は、埼玉大学用のプロファイルを追加して使用いただくことでも大丈夫です)
- 前項のモバイルデバイスでのパスキー設定が完了している場合は、パスワードだけでサインインできないことがあります。
その場合は、クロスデバイス認証の操作が必要です。
パスキーを用いたサインイン手順
パスキー設定済みのデバイスで Microsoft 365 にサインインする際には、
マイクロソフトのページ(パスキーを使用してサインインする) の手順で操作してください。
※ 使用されるデバイスの種類により、現れる表示に多少のちがいがあります。
クロスデバイス認証について
パスキーが未設定のデバイスで Microsoft 365 にサインインする場合に、スマートフォンなど別のデバイスを使用してサインインすることができます。
別のデバイスのパスキーを使用する のセクションを参照してください。
ℹ
クロスデバイス認証 にあたっては、以下の注意事項があります:
- クロスデバイス認証 に使用する両方のデバイスで Bluetooth が必要です。
- クロスデバイス認証 に使用する両方のデバイスが インターネットに接続している必要があります。
- その他パスキー認証に関するトラブルシューティングは、マイクロソフトのトラブルシューティングページが便利です。
パスキーに関する注意点
- デバイスを交換したり、再インストール・リカバリー等をした場合は、パスキーが消えてしまいます。
パスキー登録をやり直すには もう一度 Microsoft 365 にサインインしなければなりませんが、その際にパスキーによる多要素認証が必要です。
どうしてもサインインできなくなりましたら、多要素認証のリセット(初期化)をお申し込みください。
- 上記の例外として iOS / Android では、下記のパスワードマネージャーにパスキーを保存することで、機種変更してもパスキーが新しいデバイスに引き継がれます
(「同期パスキー」といいます)。
機能の詳細は、各クラウド事業者のドキュメントを参照してください。
- iCloudキーチェーン(iPhoneの「パスワード」アプリ)
- Google パスワード マネージャー(Android)
- 不特定多数が使用するPCでパスキー登録を行い、保存してはいけません。
パスキー登録は、自分だけが使用するデバイスにて行うことを推奨します。