(注意)Windows PC使用者は【回復キーのバックアップ】を行ってください

2025年07月15日

Windows OSのすべてのエディション(Home edition含む)において、 最近のリリースから【デバイスの暗号化】機能が追加されております。
この機能により、大半のWindows PCでデバイスの暗号化機能(BitLocker)が有効となっている可能性が高いと思われます。

使用者はこれを能動的に意識していないと、ある日突然PCを利用できなくなる等のトラブルが生じる可能性があります。
そのためWindows PCを所持し使用しているユーザーは、 全員いますぐ以下の確認を行うことを強く推奨します

これらのことを行わず、データ喪失等の事態に遭遇したとしても、当センターより特別の救済が施されることはありませんのでご注意ください。

■対象者
Windows 11/10 のPC所有者全員
 Home editionを含むすべてのエディションが対象です。

■実施していただきたい事項
以下のすべての項目を、各自が直ちに実施することを強く推奨します。

  1. PCの使用計画を改めて確認してください。
    出張・帰省等でPCを遠隔地へ持ち出す場合や、卒業・退職後もPCを使い続ける場合などは、大学へサポートを求めることができなくなります。
    したがって本記事に示す事前の対策を怠らないよう強く推奨します。
  2. デバイスの暗号化機能が有効になっているか確認してください。
    以下のいずれかの方法で「デバイスの暗号化」メニューを出します。
    • 「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」>「デバイスの暗号化」メニューを開く。
    • 「設定」メニューにおいて、設定の検索で【回復キーのバックアップ】を検索する。
    • コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
      control /name Microsoft.BitLockerDriveEncryption
    → 「回復キーのバックアップ」メニューがあれば、デバイスの暗号化機能が有効になっています。
  3. BitLocker回復キーをバックアップしてください。
    2.で「回復キーのバックアップ」メニューがあった場合は、すぐに回復キーを安全な場所に保管しましょう。
    「回復キーのバックアップ」メニューをクリックし、「回復キーを印刷する(P)」を選択して回復キーを印刷し、厳重に保管してください。
    PDFファイルで保存することもできますが、PC上に保存することは意味がないので注意が必要です。

■もしも回復キーのバックアップを取らなかった場合
もしも回復キーのバックアップを取らずにいた場合は、 Microsoftのサポートページにしたがって操作してください。
PCのセットアップ状況によって、個人用Microsoftアカウント ないしは Microsoft 365 大学アカウント に回復キーが保存されている場合があります。
ただしいずれのアカウントについても、大学から回復キー取得に関するサポートを受けることはできません。

  • 在籍中にMicrosoft 365 大学アカウントによって回復キーを取得する場合は、このFAQを参照してください。
  • 埼玉大学を離れられたユーザーがデータの回復を図ることができるのは、回復キーが個人用Microsoftアカウントに保存されていた場合に限られます。

■参考
本記事の記載は、下記のページその他を参考にしています。
BitLockerやデバイスの暗号化の回復キーを確認する方法 など

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