【重要】Office365メール等の認証方式変更(基本認証の廃止)

2022年01月07日


マイクロソフト提供のもと埼玉大学で使用している Microsoft 365 サービス (旧 Office365)について、マイクロソフトによりユーザ認証方式の変更が 進められております。

先日予告いたしました「基本認証」の廃止について、下記の通り実施いたします ので、速やかにご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

内容

マイクロソフトは、従来の単純なパスワード認証(以下「基本認証」といいます) ではセキュリティ上の問題があるとして、新しい認証方式(以下「先進認証」と いいます)への切り替えを進めています。
マイクロソフトのお知らせ

埼玉大学におきましては、2022年 3月31日をもって基本認証によるサインインを停止し、 先進認証のみを使用可能とします。

利用者の皆様は、上記の期限を待たず下記に従いまして必要な対応を実施して いただきますようお願いいたします。

先進認証へ移行後の影響

学内・学外にかかわらず、2022年4月1日以降は以下の通りとなります。

  • 先進認証(OAuth2)に対応するメールソフト(MUA)だけが利用可能となります。
    先進認証に対応していないMUAはご利用いただけなくなります。
  • 特に POP接続 は一切使用いただけなくなります。
    POP接続 は現在も非推奨となっておりますので、あわせてご留意ください。
  • 認証に使用するパスワードは、従来のまま変更されません。
  • ブラウザベースの利用や Officeアプリ (Microsoft 365 Apps)は、 すでに先進認証に対応しており利用上の影響は生じません。

利用者の皆様に行っていただきたいこと

メールソフト(MUA)を先進認証へ対応させるため、利用者の皆様は以下の対応を行ってください。
期限を待っていただく必要はなく、直ちに実施していただいて差し支えありません。

なおMUAが「Webメール(Webブラウザ)である場合」や 「多要素認証を経由して使用できている場合」「学外でのみ使用している場合」は、 すでに先進認証へ対応済みのため本項の対応は必要ありません。

  • 先進認証(OAuth2)に対応するMUAに移行してください。
    先進認証に対応しているMUAの情報は、情報メディア基盤センターHPに掲載しております。

    MUAによって先進認証に対応している接続形式がそれぞれ異なりますので、あわせてご留意ください。
     例:OutlookはExchange設定でご利用ください。設定手順はこちら
     例:Apple MailはExchange設定でご利用ください。設定手順はこちら

     例:ThunderbirdはIMAPに対応していますが、認証方式の設定切り替えが必要です。設定手順はこちら

対象者

教職員、学生、その他の利用者全員
※Microsoft 365システムのみが対象です(代表メール等その他は対象外です)。

その他

多要素認証の運用については変更ありません。
学外では多要素認証が行われますが、学内では多要素認証は行われません。

クイックリンク

埼玉大CSIRT

埼玉大CSIRT-インシデント通報窓口はこちら
su-csirt[at]ml.saitama-u.ac.jp
([at] をアットマークに置き換えてください)

学内ネット稼働状況

状態監視中

※一つの目安であり、現在お使いのサービスの正常稼働を保証するものではありません。